ブログ界隈でもっとも熱いのが、「宝塚記念」の話題でしょうか?少し遅れをとってるけど。個人的には、去年の宝塚記念は非常に面白く、GIレースとして十分に成立している気がする。去年の記事ですが、
売上をみれば、十分に盛り上がっているといえるはず。何で盛り上がったといえば、豪華メンバーだったということが挙げられる。去年で言えば、前年代表馬シンボリクリスエス、2冠3歳馬ネオユニヴァースの参戦が大きかったということだろう。
それでは、今年はどうか?去年よりはやや盛り上がりに欠けるかもしれないが、十分に面白いものが見れそうな気がする。今年に関していえば、ネオユニヴァース、そして順調なら出走予定すると思われるサクラプレジデントが故障で抜けたのが痛かっただろう。この2頭の故障の原因は積み重ねられた疲労があると思われる。前者は去年の宝塚記念。後者は夏も十分に休養をとらず、菊花賞、ジャパンカップと適性外のレースへの出走などが頭に浮かぶ。そう考えると、秋競馬と切って離せない。春先に無理をしなければ、おそらくはレースレベルは他のGIと遜色はないでしょう。
秋競馬を考えると、少し前の天皇賞 (秋)も似たようなものかなぁと思う。天皇賞 (秋)は一昔前までは3歳馬のローテーションの中にはなかったのだけれど、そういった3歳馬が出ることによって盛り上がってきていると感じる。たぶん、宝塚記念と天皇賞 (秋)の出走メンバーのレベルはそれほど違いはなく、天皇賞 (秋)に不要論という声が出ないのは「格」ではなくて「ギミック」の面で天皇賞 (秋)が優れているんだろうなぁと思う。ジャパンカップは世界との闘い、有馬記念は3歳馬を加えての総決算として機能している。
天皇賞 (秋)の例を考え、3歳馬の参戦のメリットは大きいと考えれば、開催時期をずらしたのは評価していい。加えて、国際GIにしたことも殿下。の言うところのアジアサーキットであったり、これからの広がりを考えれば悪くない。でも、海外から馬が来ないのは名称が悪いようなのが一番の原因かなぁとも思う。ジャパンカップは開催時期もあるけど、名称は日本で一番名誉ある(名誉じゃなくてもいいですが)レースだろうって分かりやすいし。宝塚記念ねぇ…何を決めるかが分からないような。国際GIとして機能させたいならサマーJC宝塚記念にでもしたらどうですかね?