ジュライカップ後のメッセージ通りで海外で何かを掴んで帰ってきた。おそらくは完全復活だろう。
とするのは、果たしてどうだろうか?というのも、武豊が不調なのは重賞などのレースであって、そうでなければ100勝という数字はない。
したがって、明日のマーメイドSはアドマイヤグルーヴは切るのが正しい。騎手だけで切るというのではなく、アドマイヤグルーヴはいまいちな出来で確勝ムードとは必ずしもいえない。前日オッズで単勝1.4倍ほどの信頼は到底ない。
こういうときにこそ何かをやるのがアンカツで、マーメイドSはアンカツマジックにかけるべきだろう。愛知杯は前は総崩れであって対象外。シアリアスバイオ自体の能力は通用すると考えられる。他には実力の割には人気しにくいチアズメッセージ、全てがはまったとはいえ重賞馬のメモリーキアヌあたりはおいしいのでは?
夏競馬も外国人騎手を呼ぶのかよ!と言いたくなる記事。たださすがにシェルゲームには藤田を、ウインシュナイトにホワイト騎手ということで、闇雲に騎乗をお願いしているわけではないようだ。というよりも、一貫したポリシーがあるといっていい。
もともと馬は好きなように走りたいもの。だが、レースで全力を出すべきは後半の勝負どころで、前半は我慢して余力を残さないと勝てない。岡部騎手は経験の浅い馬に、我慢を覚えさせる。最初は抑えが利かない馬でもあきらめず、根気よく言うことを聞かせようとする。繰り返すうち、いつしか馬は人間の命令に従うことを覚える。
また、馬に「レースは苦痛なもの」という意識を植え付けない点でも秀でている。私は外国人騎手を多く起用するが、彼らは1年で最大3カ月の免許期間中に、結果を出そうという意識が強過ぎ、若い馬に過剰な負荷をかけることがある。その点、岡部騎手はあまりムチを使わないなど、配慮が行き届いている。
としていて、我慢が出来ない馬には外国人騎手を乗せたくないとしている。逆に言えば、過剰な負荷をかける外国人騎手のときは勝負気配。
となると、2頭出しの巴賞。ウインシュナイト (keiba@nifty)は外国人騎手のときの成績をみると勝負気配。だが、シェルゲームに藤田が乗るということで、微妙なスタンス。シェルゲーム自体は決して大きい馬ではないので、斤量が51でチャンスというのは確かな事実。ただ、ここはオッズ次第ではあるが、藤沢和厩舎はウインシュナイトで勝負という選択肢を入れて予想するのがなかなか面白い。
馬場の状態や騎手の調子などを考慮に入れて、ウインズで当日予想をする俺にとっては、予想というものはGIや自信のあるとき以外は出来なく、なかなかブログの記事が埋まらない。そんな中で参考になるのが柏木集保氏の予想記事だ。参考にして書くと、
ラジオたんぱ賞といえば、ビッグバイアモンである。1996年のラジオたんぱ賞 (keiba@nifty)をみると、負けた馬もその後活躍しており、この年のラジオたんぱ賞は実にレベルが高かったと思う。そして、そんなレースをレコードで勝ったのがビッグバイアモンである。
その後、惜しくも故障に泣き引退。その素質はいまでもGIレベルだと感じている。残念ながら人気のなかった (?)バイアモンの血統ゆえか種牡馬にはなれなかった。ただ、その妹に牝馬3冠馬スティルインラヴがおり、間違いなく良血だろう。まだ種牡馬になれるなら、ダイワメジャーによって復活したスリリングサンデーのように復帰してもらいたいものだ。
多少、強引であるがその弟のダイワネバダが今年のラジオたんぱ賞に出走する。兄は中山といえラジオたんぱ賞をレコードで。姉は牝馬三冠である。その血統から言えばここは楽勝をしてもおかしくないのだ。ゆくゆくはビッグバイアモンの種牡馬入りを後押ししてほしい。
…これは予想になってないな。今週の柏木氏の記事は参考になりませんでした。一応、ネタみたいなものなので、あぁそうなんだ程度で受け流してください。ネバダはダート成績がいいですが、芝をこなせる血統くらいは覚えておいて損はないかもしれんけど。
気持ち良いほどにオッズが割れている。どの馬にもチャンスがありそうでオッズをみてうまそうなところを狙うのがよさそうだ。予想以上に長いので、先に言っとくと本命はタップダンスシチーです。
展開の鍵を握るであろうローエングリンから。鞍上はノリ。アンカツマジックと今年は言うが、ノリマジックがあってもいいくらい、GIで活躍しているイメージがある。その思い切った騎乗はアンカツに引けを取らない。大逃げから追い込みまで何をしてくるか分からない。最後の100メートルが弱いこともあり、後ろから来る可能性も十分に考える必要があるだろう。賛同してもらえたら、馬単2着付けで買うのをお忘れなく。
実績で言えばタップダンスシチーは抜けている。ただ、この馬は凱旋門賞が控えており、まだまだ余力残しかなぁと思う反面、それでも金鯱賞の内容を見れば余力残しだろうと、その強さは際立っているともいえる。自らも逃げることはできるが、今回は外枠ということで逃げるローエングリンをみながらの競馬もでき、ローエングリンが控えても自分で競馬ができ、展開面でもマイナスが考えにくく有利に立てるのも大きなポイントだろう。3連複の軸、あるいは複勝を買うならこの馬がお勧めなのは間違いない。
シルクフェイマス。前走の天皇賞は過程において不安があったらしいが、それでも3着。調子は前走以上のもが期待でき、今回は距離も守備範囲。何といっても、父マーベラスサンデーということで食指が動く。勝ってきたメンバーとの関係で評価されないようだが、オッズ次第では買っておきたいところ。複勝で3倍辺りが見込めればおいしい。
ゼンノロブロイ。
去年の同コースの阪神新聞杯を圧倒的なパフォーマンスで勝っており、4歳馬の中でもっとも中距離適性がある。
リンカーン。
前走は折り合いを欠き、武豊のミスといってもいい。ただ、有馬記念は2着。もちろん、9馬身という差もあるが、これはシンボリクリスエスが最高の出来で、リンカーンが菊花賞後で調子はよくて維持。これなら、十分に評価できるだろう。
ザッツザプレンティ。
馬体重が減り続けているらしく、高望みは厳しいか。ただ、鞍上はデムーロ。一発があるかもしれない。デムーロの調子次第で切る。
ツルマルボーイ。
一か八かの思い切った騎乗が売りのアンカツ。今回は目をつぶって切ります。大阪杯も来なかったしねぇ。
チャクラ。
マヤノトップガン産駒。ここに出走するのはプリサイスマシーンかなぁと今年の頭は考えていたのに。成績自体は悪くないが、距離がどうか。
さて、ダービーレグノ。穴馬ならこの馬を推薦したい。ダービーレグノの成績 (keiba@nifty)は前回みてもらった。よくみると、幸騎手以外が乗ったときに好走しているのだ。近走に限ってだけれど。乗り代わりはむしろプラスに働く。鞍上は伸び盛りの秋山。初GIも夢じゃない。有馬記念もリンカーンから0秒4差。実力は十分にある。この馬の馬券はとても面白いものになるだろう。
他の馬も一応チェック。
トレジャー。
GIまでの力はないとか言うと、ダービーレグノは?なんて声も出てきそうだが、オリヴァーで買いたくないです。ダメ?
サイレントディール。
帝王賞が除外でこのレースに。ただ、別にプラスもマイナスもゼロ。夢を見たいなら買うのもあり。
ダイタクバートラム。
ハイペースになれば飛んでくるかもしれない。買うなら後ろから進む馬との馬連、ワイドで。
メイショウドメニカ。
雨が降れば検討しても良いかもしれないが、ここでは厳しい。
スティルインラヴ。
俺の中での年度代表馬。前走は休み明けで度外視すれば十分期待できる。上がりも33秒5を持っており、なかなか面白いかも。
ホットシークレット。
使うレースが無く、宝塚記念に登録といった印象。スタミナが売りなのに前走はバテていたか?成長も期待できない。ローエングリンが出遅れたり、後ろから行けば一発もある…わけないよなぁ。
別に全部見る必要なかったなぁ。展開で左右されないであろうタップダンスシチーの複勝を買いたい。前日オッズ1.5倍~。あとはワイドでシルクフェイマス、ダービーレグノを少し絡めて。正直、絞るのが厳しくて、トリガミになるなら複勝中心が面白い。あとはこの暑さ。去年の宝塚記念や夏を経験している馬は少し評価を上げても良いかもしれない。
福島テレビオープンも前を行く馬が少なく、展開面で恵まれるマチカネアカツキで面白そうだが、あえてロードフラッグがノーマークで残ると予想。休養前とはいえ、アカツキの勝ちきれなさを入れて馬単2着付けも面白いんじゃない?
タップダンスシチー 複勝100
ロードフラッグ 複勝100
ここまでの複勝で勝負。
的中率50%(1/2)
総投資額200
総回収額160
回収率80%
追記(21:00)
タップダンスシチー 1着 150円
ロードフラッグ 3着 220円
複勝で勝負通算成績
的中率75%(3/4)
総投資額400
総回収額530
回収率132.5%
福島テレビオーピンを振り返ると、スローペースは予想どおり。ただ、前を行くロードフラッグが抑える競馬をやるとは思わなかった。スローペースなのだから、もう少し積極的な競馬をする騎手はいない者か?馬券が当たっても納得できないレースであった。まさかのミツアキサイレンスはどうやら芝のがよさそうで、次は斤量が減ったところを狙ってみたいが、実際こわくて買えない (笑)
これで的中率が75%。外れたのも4着だし、前もって予想すると当たらないと思っていたんだが、案外いけそうだなぁ。GI以外にも前もって予想しようかな。
さて、日本ダービー。
何を本命にするかというのを迷っていたんですが、オッズをみたらダイワメジャーとハイアーゲームが同じとはなめられすぎ。ということで、俺の本命はダイワメジャー……とするのは短絡的。しっかり理由を書こうと思います。オッズうんぬんは別として、印を打つ理由の一部分ではあるけどね。
氏が語るように、スローペースは有り得ないだろうと思うとしたのは、皐月賞のあとの天皇賞 (天皇賞(春)予想連載第4回-ペースとコース-)。結果的に連続でスローペース。つまり、今回もスローペースと睨みます。騎手たちにそこまでの危機感はないような気がする。
展開としては、皐月賞を引っ張ったメイショウボーラーがいない。逃げになる可能性の一番手にはマイネルマクロス、コスモバルクあたり。その後ろにダイワメジャー。この3頭が面白い。マクロスも楽に逃げられるはず。
まずは、マイネルマクロスからじっくり見てみようか。前回の皐月賞は逃げられず、中団からの競馬。ただ、逆の視点からみると、メイチなレースをしていない。つまり、疲労などはそれほどたまっておらず、日本ダービーに向けて絶好の調整ができたとも考えられる。そして、今回逃げるとしたら、京成杯でみせた抜群のスタミナを発揮するに違いないわけでチャンスは十分にある。後藤自身も皐月賞の失敗もあり、ここは腹をくくっているはず。京成杯ではキングカメハメハに2着ながら勝っていることもあり、能力自体はある。
続いて、コスモバルク。この馬に関しては皐月賞も厳しいレースながら伸びてきており、文句はないだろう。どんなペースにも対応でき、本命にしてもおかしくはない。ただ、弱点としてはハードな調教に長距離遠征。関係者は問題ないとみているようだが、馬自身に疲れはたまっているはず。印はやや落としておきたい。
ダイワメジャー。デムーロいわく、東京2400向き。ならば、距離の心配は無用。皐月賞から日本ダービーという王道。間隔も十分に開いており、皐月賞と同じ、それ以上の状態とみる。鞍上もダイワメジャーのためにイタリアダービーを蹴ったのだから、その能力は高い。
他に人気馬をみると、キングカメハメハ。NHKマイルCでみせたこの馬の脚の返し (スナップというのかな?)が実にファインモーションに似ている。ファインモーションもそうなんだけど、この馬の距離適性は1600から2000が似合う気がする。加えて、スローペースになると、前走マイルということもあって掛かる心配もある (そのまま勝つかもしれないが)。不安要素も多分にあるんじゃないかと。オッズのわりにはおいしくないなぁと思う。単勝4倍~5倍くらいかなぁ、期待度としては。勝つチャンスはないとは思わないがあえて消し。
ハイアーゲーム。前走の青葉賞はメイチじゃないかと思う。少なくとも、調子自体は良くて維持。典型的なサウスポーかもしれないけど、それなら2歳時にコスモバルクに東京で勝っておかないと。たとえ、本格前であったり、展開が向かないなどは抜きにね。それなら、ホオキパウェーヴのがオッズ的にも魅力があると思う。
主なところとしてはこんなところでしょう。
◎マイネルマクロス
○ダイワメジャー
▲コスモバルク
△ホオキパウェーヴ
◎、○、▲は並びはどうでもいいんだけど、インパクトが違うでしょ?メジャー本命でも構わないし。ホオキパウェーヴは岡部が好きなのもあり、調子が上がるのも見込めそうだから。実際、ウインズに行って馬体重チェックなどをして(コスモバルクなんかはカイバ食いが落ちてないかなど)、すこし手を加える感じだと思う。日本ダービー予想は以上。ここまで読んでくれて、ありがとう。明日は勝てるよう祈ってます。競馬ファン全員が感動するのは、岡部幸雄のダービー勝利。でも、期待するの酷かなぁ。
ウインラディウス、テレグノシスの京王杯SCのように、あるいは、トニービン産駒の東京コースでの走り等で、東京コースは他の競馬場と違って得意不得意が表れるコースだと思っている。しかし、どの馬も東京コース向きといっていて、正直どうしたら良いのか?それなら、もう無視してもいいのかなという結論が俺の中では出てしまっている。つまり、コースうんぬんでは着順はひっくり返らないという。どうでしょう?
そうすると単純に実績があるキングカメハメハ、ハイアーゲームを中心に買わなくちゃならないし。いや、買ってもいいんだけどつまらない。実際、走ってない馬の適性なんて分からないしさ。それと実績のある馬をにらめっこして比べるくらいだったら、逃げる馬がいなそう→スローペース→マクロスがいるじゃないという4段論法を取るほうが実になる。大逃げのイングランディーレの再現であったり、先週のダイワエルシエーロの逃げ切りのように、どちらも狙える絶好の舞台が揃っている気がするんだけどなぁ。そこらへん、どうよ?前回逃げられなかった後藤くん。
何気なく、福永鞍上のメイショウムネノリがまた逃げる気もするけど・・・。でも、1枠に入ったんだから、逃げるよね?後藤くん。 (なんとなくダメ押し)
武豊が歴史に残るようなレースをしたいという意味でこう発言したなら、これは他の騎手にとっては大きなチャンスじゃないかと思う。普通に乗って勝たせればいいだけの話。その結果、強い競馬ができればとしないと。最初から、「強い馬に強い競馬をさせて勝つこと」を狙っているなら、そこに付け入るスキは十分にあるはず。
ただ、どの馬が1着にというイメージができないんだよなぁ。ダンスインザダーク2着付けの馬単総流し。これは意外に面白い気がする。1着をあげるとすれば、ヤマニンアラバスタが穴人気している一方で、桜花賞2着馬のアズマサンダースの注目度が下がっているのでアズマサンダース→ダンスインザムードの馬単がおいしいような気がする。うーん、現実味がないかなぁ?
印と各馬についてコメント。
◎ネオユニヴァース
去年の宝塚記念というタフなレースを使った影響が秋に残った。それでも、好走していて休養をとり立て直してきたなら本命に据える価値あり。
○ファストタテヤマ
ザッツザプレンティが早仕掛けならチャンス。期待込みで○。
▲リンカーン
武豊はカミノマジック以外は天皇賞(春)3着以内。リンカーン自体より鞍上の作戦がはまっている感があり▲。
△シルクフェイマス
日経新春杯のパフォーマンスはGI級。データ的には厳しいかもしれないが、四位の時折みせる馬群捌きに期待。
その他コメント
ザッツザプレンティ
3コーナーからの仕掛け、あるいは、それより早く。見透かされると厳しい。アンカツの作戦次第。
ナリタセンチュリー
パートナー田島が惚れこむ馬。吉田稔に乗り代わり、むしろ不安のが大きい。
ダービーレグノ
陣営のビジョンがはっきりしない感じ。
ウインブレイズ
掲示板には載りそうだが、連は厳しいか。距離も不安。
サンライズジェガー
忘れた頃にリアルシャダイ。いま思い出したのでたぶん大丈夫。
イングランディーレ
単騎逃げ。ザッツとともに沈みそう。
ウインジェネラーレ
スローペースのままなら残りそう。おれはハイペース予想なので消し。
チャクラ
後藤は2着のイメージが。タテヤマ→チャクラの馬単は買おうか。
マーブルチーフ
京都では走る。なら菊花賞ももう少し頑張らないと。ってことで消し。
ナムラサンクス
鞍上はトップロードから学んだのか長距離はうまい気がする。GI級の駆け引きはまだって感じ。
カンファーベスト
中距離に行ったほうがいいと思う。
ヴィータローザ
4歳4強ともう少し絡んでいれば評価も高いかもしれないけど・・・。
アマノブレイブリー
逃げれば面白いかも。
連載のまとめ
「格」「騎手」「ペースとコース」という視点で予想を展開しました。やはり、GIホースは強く、騎手に関しては武豊、四位、アンカツの順序。ペースはスローだけど、ザッツの向こう正面からのペースアップで実質厳しいハイペースになるんじゃないかと。馬場状態は前残りだけど、後ろの馬にもチャンスありとみてます。馬券を買うなら、先行-先行、差し-差しで買おうと思ってます。タテヤマは複勝で。
どうやらJRAのコース整備の技術が上がったのか、前残りのレースが多くなり後ろからの競馬が難しくなってきている。土曜日の今日のレースはほぼ前残り決着あるいは4コーナーまでに先頭集団につけた馬が勝っている。このことから天皇賞当日も前残りの競馬が多いだろうと推察され、本番の天皇賞も同様だ。
・・・となると、前に行く馬にチャンスが生まれる。ということで、馬券はこの逃げ先行馬を中心に。具体的にはイングランディーレとウインジェネラーレが逃げスローペースになるだろうから、この2頭を中心に。
・・・ではなく、そんな馬場状態はおそらく一流騎手ならば考慮に入れて乗るはずで、展開としてはザッツザプレンティを中心に先頭集団が形成され、その後ろから武豊のリンカーンがつくと予想される。そして、リンカーンをマークする形でゼンノロブロイ、ネオユニヴァースが続くと思われる。ネオユニヴァースはもう少し前に行くかもしれないが、ロブロイは藤沢調教師がマークするよう指示するはずだからである。ペリエとペースメーカー岡部を思い出してもらえれば話は早い。
おそらく、武豊は早めにまくるように仕掛けると思う。ザッツに楽をさせないという意味も込めて。アンカツにしてみれば、前哨戦の阪神大章典といいやられっぱなし。武豊にそうさせないためにもアンカツが取る作戦は3コーナーからの仕掛け。一見するとスローペースになるが向こう正面から激しいハイペースになるんじゃないか?そう思う。
じゃあ、何が勝つかというと4コーナーからは実況形式で。
4コーナー回って先頭はザッツザプレンティ!アンカツのムチが入る!
後方集団も一気にやってきた!武豊リンカーン懸命に手綱をしごく!さらに、ネオユニヴァース、ロブロイもやってきているぞ!
依然、先頭はザッツザプレンティ!懸命に逃げる!ザッツだ!菊花賞の再現だ!
いや、武豊リンカーンがじわっじわっと迫ってくる。併せ馬の形でネオ、ロブロイも迫る!
残り100!これはわからないぞ!ああっーと、大外からシルクフェイマス、ファストタテヤマも来ているぞ!
内4歳4強!外から5歳馬2頭!外だ!外!タテヤマ先頭!タテヤマ先頭!
ファストタテヤマだぁーっ!!
青島風に実況すると可です。
フェイマスは後ろから来るとは思わないけど、実況の流れとしてね。つまり、ファストタテヤマに十分にチャンスがあるんじゃないかと思う。というのも、去年の宝塚記念のように急に気温が上がった感がある。何かヒシミラクルのような馬が勝つ気がするんだよなぁ。そうすると、ファストタテヤマかなぁと。暑さに強い馬も走りそう。
まとめると、楽なスローペースになることはなく、激しいハイペースになるんじゃないかと個人的に予想してます。逃げ馬不在→イングランディーレが引っ張る、じゃなくて先頭はころころ代わるんじゃないかと思う。そういうハイペースになるとタテヤマの出番があると思う。ただ決して本命というわけではないです。今までの連載をまとめた感じで印を打ちたいと思います。明日の午前中までにはアップできるかと思います。
騎手の心理戦は長距離の見物。BLOOD DESSERTには騎手のカテゴリーがあるくらいなので、騎手の心理戦が楽しめる長距離はたまらない。菊花賞ではザッツザプレンティが勝ちましたけど、武がそのとき乗っていたのはサクラプレジデントで心理戦どころではなかった。そういうことを踏まえると、長距離では武豊がややリードという気がする。成績はどうかというと、
芝・長距離 2100~3600ちなみに、天皇賞をデータ的に分析しているところを紹介。
役に立たない?競馬分析blogさん
RACING BOOK bet.さん
なんつーか、すげぇなぁおいって感じ。褒め言葉ですよ。データ的なものはこっからトラックバックしようかというくらい。やはりデータにはTARGETが欠かせないつーことかな。導入してもいいんだけど、1馬の調教データは外せないし、両方は金がかかりすぎるし。つーことで、この二つはブックマークで。
去年の菊花賞馬は天皇賞馬になりやすい。天皇賞馬はその年の宝塚記念でも好走する。格がある馬が勝つ。これもよく言われること。ここから導き出されるのは、コースの相関関係と成長のピークが重なっているんじゃないか?えー、そう思って調べましたよ。ちなみに人力なんで、責任はもたないです。
過去9年
東京のGIを勝った馬の成績〔2.1.0.0〕
GII〔0.1.2.10〕
GIII〔1.0.1.7〕
OP〔0.2.1.7〕
中山
GI〔5.1.1.6〕
GII〔5.3.3.14〕
GIII〔0.0.0.2〕
OP〔0.0.0.3〕
京都
GI〔6.2.4.3〕
GII〔2.0.2.10〕
GIII〔0.0.0.3〕
OP〔0.1.1.14〕
阪神
GI〔2.0.0.1〕
GII〔4.1.4.3〕
GIII〔0.0.0.1〕
OP〔0.0.1.5〕
ローカル
GII〔0.1.0.2〕
GIII〔0.1.0.6〕
OP〔0.0.1.2〕
次は、去年、今年とレースを勝った馬の成績
東京
GI〔2.1.0.0〕
GII〔0.1.1.8〕
GIII〔1.0.1.7〕
OP〔0.1.0.4〕
中山
GI〔3.1.1.3〕
GII〔3.3.2.13〕
GIII〔0.0.0.2〕
OP〔0.0.0.2〕
京都
GI〔3.2.2.2〕
GII〔2.0.3.7〕
GIII〔0.0.0.3〕
OP〔0.1.1.10〕
阪神
GI〔2.0.0.1〕
GII〔4.1.5.2〕
GIII〔なし〕
OP〔0.0.0.1〕
ローカル
GII〔0.1.0.2〕
GIII〔0.0.0.3〕
OP〔0.0.1.1〕
同じコースでGIとGIIを勝っていたらGIをという感じに格の高さで見てます。
テイエムオペラオーの影響でGIは軒並み上がってますが、やはり京都の格の高いレースで買っていると、天皇賞馬になりやすい傾向にあるみたいですね。東京と中山のGIを勝った馬の成績もかなり良い。阪神GII馬の成績もやはり良好。ネオユニヴァース、リンカーンがデータ的にも強そう。ゼンノロブロイも悪くない。このデータを見ると、菊花賞馬ザッツザプレンティはむしろ来年のほうがチャンスかもしれない。シルクフェイマスは若干劣るか。むしろ、このデータで探すべきは隠れた実力馬でしょう。それは週末に分析します。
追記(21時30分)
ステイゴールドの天皇賞2着はオープン勝ちがないのでどこにも含んでないです。こういう馬がみつかればいいんだけど。
サクラローレル、メジロブライトのような馬を取りこぼさない理由・・・それ自体はなかったです。GIホースが強いという傾向程度に受け止めてもらえればいいんじゃないかと。
あえて言うなら、過去9年で中山の重賞を2勝以上している馬は〔4,4,3,1,6〕で連対率.444を誇る。・・・ほんとに役に立たなくてすいません。でも、複勝圏内なら6割を越えるので狙うなら面白いかもしれない。もしかしたら、中山の重賞好走を弄れば面白い情報が出てくるかもしれませんが・・・。ということで、中山に強い馬に印を打ってみようかと思います。
競馬ブログをみまわると、予想は週末にまとめてやり、長文になっていることが多い。そうすると、読むのが面倒だったりして飛ばし飛ばしに読んでしまう。でも、予想の前に下ごしらえはしているはずでそこをブログで公開していくとどうなのかという試みをやってみようかと思う。
天皇賞(春)の近年の結果(keiba@nifty)
天皇賞(春)の特徴として、『強い馬が勝つ』という事実がある。年度代表馬であったり、またはそれに近い成績を残している、あるいは、残す馬が勝っている。天皇賞(春)だけでなく、他の中長距離GIを勝っていたり勝ったことのある素質ある馬を本命にすべきという結論が生まれる。去年のヒシミラクルのケースは難しいのだが、やはりGIを勝っているダンツフレームも人気以上に好走していることも考えるとポテンシャル(潜在能力)があるGI勝利馬を軸にすえるべきなのではないかと思う。
ここで取りこぼしていけないのはサクラローレルやメジロブライトのようなGI未勝利馬のケース。それはまた次に・・・。
フォーカルポイントの記事の続きです。
keiba@niftyの追い切り情報をみると皐月賞メンバーの中で最低ランクですが、競馬新聞などを参考にすると仕上げすぎて前走は走らなかったそうで、それを踏まえての追い切り。この情報を見て悲観することはないと思います。ただ、コスモバルクが止まるシーンを想像できない・・。1500メートルの坂路と中山の坂なら中山のがいいよなぁ。俺だけが推すのはさみしいので、
3月13日(土)中山牝馬S オースミコスモ 蛯名正義
3月14日(日)クリスタルC タイキバカラ 蛯名正義
3月20日(土)フラワーC ダンスインザムード 武豊
3月21日(日)阪神大章典 リンカーン 武豊
3月27日(土)毎日杯 キングカメハメハ 福永祐一
3月28日(日)高松宮記念 サニングデール 福永祐一
4月3日(土)コーラルS サイレンスボーイ M.デムーロ(メインだけどオープン)
4月4日(日)大阪杯 ネオユニヴァース M.デムーロ
4月10日(土)NZT シーキングザダイヤ 武豊
4月11日(日)桜花賞 ダンスインザムード 武豊
4月17日(土)京葉S セピアメモリー 横山典弘(メインだけどオープン)
4月18日(日)皐月賞 フォーカルポイント 横山典弘?
もしくは
4月17日(土)マイラーズC マイソールサウンド 本田優
4月18日(日)淀屋橋S ヤマオロチ 本田優?(メインだけど1600万下)
となるはず。フォーカルポイントは思ったより人気しているので、淀屋橋Sのがおいしいかも?サインというよりは乗るべき馬に乗るべきトップジョッキーが乗って勝っているともいえるからサインといえるかが微妙なところ。フォーカルポイントは4:00時点で20倍以下の倍率だし。狙うならデュプレの50倍がおいしいかも。鞍上はヨシトミですが・・・。
【皐月賞】フォーカルポイント&ハーツクライに注目(SANSPO.COM)
フォーカル仕掛けて伸びる/皐月賞(nikkansports.com)
皐月賞はコスモバルクの1強、あるいはブラックタイドとの2強。だいたいそんな感じでしょう。そこで相手探しとなるのですが、マイネル軍団やら伏兵がいる中で注目したいのがフォーカルポイント。前走は弥生賞でのコスモバルクに敗れての5着。この敗北をどう見るか?決して全力を出したといえるレースではなかったと思います。つまり、逆転は十分にある。
他にフォーカルポイントを買える要素としては、メイショウボーラー、マイネルマクロスといった逃げ馬にコスモバルク、アポインテッドデイ、メイショウムネノリと前に行く馬が揃っていて、弥生賞に比べハイペースになることも予想され、その末脚が生きる展開になる。そして、鞍上の横山典がスプリングSでブラックタイドに乗っており能力を知っている点も強みでしょう。この2点でも十分買える要素があると思う。ただ、マイネルデュプレ、ブルックが皐月賞トライアルに出ておらず、ここらへんとのポジショニングであったり、末脚勝負になると未知数なのが不安要素になる。個人的には抑えで買っておくのがベターかな。
3月13日(土)中山牝馬S オースミコスモ 蛯名正義
3月14日(日)クリスタルC タイキバカラ 蛯名正義
3月20日(土)フラワーC ダンスインザムード 武豊
3月21日(日)阪神大章典 リンカーン 武豊
3月27日(土)毎日杯 キングカメハメハ 福永祐一
3月28日(日)高松宮記念 サニングデール 福永祐一
4月3日(土)コーラルS サイレンスボーイ M.デムーロ(これは重賞ではない)
4月4日(日)大阪杯 ネオユニヴァース M.デムーロ
4月10日(土)NZT シーキングザダイヤ 武豊
4月11日(日)桜花賞 ダンスインザムード 武豊
となって来週もいけそうですね。マイラーズCはサクラプレジデント(出走するのかな?)が勝つと、ブラックタイドが勝つことになります。土曜日に注目するといいかもしれないです。
ちなみに、桜花賞はダンスインザムード、アズマサンダース、マルターズヒート、フィーユドゥレーヴ、ムーヴオブサンデーのボックスをワイドで(馬連ならなぁ)。それとエイシンヘーベ、フィーユドゥレーヴの複勝。さらに、ダンス、ムーヴの軸からアズマ、マルターズの三連複を買ってました。まぁ、少しだけ得しました。ムーヴが粘ればがっぽりだったと思いますけどね。
ただ、アンカツは勝ちに行った結果だと思うので不満はないです。武豊の騎乗がうまかった。武豊のアンカツに対する騎乗ぶりは一流たる所以を感じますね。リンカーンのザッツザプレンティへの攻めもそうですし、楽をさせないというレース運びだったと思います。ただ、アンカツも黙ってはいないでしょうから、アンカツがマークするような形になるとき、あるいは、天皇賞の騎乗っぷりに期待です。
3月13日(土)中山牝馬S オースミコスモ 蛯名正義
3月14日(日)クリスタルC タイキバカラ 蛯名正義
3月20日(土)フラワーC ダンスインザムード 武豊
3月21日(日)阪神大章典 リンカーン 武豊
3月27日(土)毎日杯 キングカメハメハ 福永祐一
3月28日(日)高松宮記念 サニングデール 福永祐一
4月3日(土)コーラルS サイレンスボーイ M.デムーロ(これは重賞ではない)
4月4日(日)大阪杯 ネオユニヴァース M.デムーロ
4月10日(土)NZT シーキングザダイヤ 武豊
4月11日(日)桜花賞........武豊?
今年は連続がキーワードな気が。最近のメインレースの1着を書いてみました(結果はJRAでご確認ください・・っていらないか)ハンブルクCは岩田康成なので書いてませんが、一種のサインですかね。ただ、高松宮記念までがサインとも読めるわけで判断が難しいです。武豊が乗るのが穴馬ならおいしいんですが、本命ですしね。まぁノッているジョッキーに乗ってみるのいいんじゃないということで。おれはエイシンヘーベが逃げれば買おうと思ったんですが、調教師は「控える」とのことでやめときます。
★エイシンヘーベ引き当てた! 枠順も希望の(1)番(SANSPO.COM)
枠順も希望通り最内の【1】枠(1)番となり、「経済コースを通れる」と思わずガッツポーズだ。思わずガッツポーズが出るほどエイシンヘーベの厩務員がやる気充分です。連闘で前走8着なのに傍目からみれば、勝ち負けにならない気がするんだけど。ただ逃げれば残りそうな気も・・・って残らないよなぁ。今年の桜花賞は普通に買っても当たらないだろうし、複勝で買っておこうか。
昨日からの流れか、メインの11レースが1番人気すべてが2着という結果でしたね。その全ての単勝を買っていたのですけどね・・・。だめだこりゃ。やはり、アンカツ、武豊というトップジョッキーが普段何気なくやっていることはすごいなと感じた一日でした。
福永&サニングデールが勝ったんですけど、それで思い出したのが
ジャンクSPORTSへ
(フジテレビはリンク厳しそうなのでgoogle経由で)
そうか、もう春なんだなーと。
しかし、総括としてはデュランダルも上がり33秒6と安定して33秒台を繰り出しているので負けてなお強しといった感じですね。ただ、この馬は思ったより人気しない気がするので、サクラプレジデント、ファインモーション、ローエングリンなどが出てくると思われる安田記念でもそこそこの配当がつきそうです。
注目馬のギャラントアローですが、上位は後ろからが占めるなか前不利の競馬でよくやったのかなと。一息入れられるマイルがこの馬には似合いそうな感じなので、逃げ馬が少ないときに買っておきたいですね。安田記念にローエングリンが出てくると厳しそうですが・・・。
ギャラントアローの単勝が買われているね。前日販売の時点で3番人気の4.6倍(複勝は1番人気!!)
馬単とか馬連みれば分かるけど、サニングデールやデュランダルとの比較から、実際は7倍くらいが妥当なライン。・・・ということは「ミラクルおじさん」降臨?
ただ、単勝か複勝で一点勝負する俺にとっては総流しなどを含めて買わなきゃいけなくなったので嬉しくないです・・。まぁ、逆に言えば「デュランダル」の単勝がおいしいかも。GI2連勝の馬でこんなにはつかないでしょ?
5F標識でゴールする変則調教は馬が気ムラだからじゃなく、賢いがゆえの策だった。通常、栗東CWコースは右回り。崎山師は「栗東に来て、すぐ正面に来るとやめていた。追われるのが分かるから反抗するのかな?だから(日曜の)左回りでたまに追うと、正面も普通に走る。この前の日曜追い(21日)なんか、本当に良かったもの」と説明。実は17日の1週前追い(CWコース、右回り)は普通に正面をゴールにしていた。学習能力が高いからこそ、メニューをコロコロと変える必要があるのだ。
ギャラントアローは調教駆けしない馬というのは有名で、ラスト1ハロンをいっぱいに打っても17秒台で走ったこともある馬なんだけど、陣営は賢いって言っているけど「どうかなー」と思っちゃうよ。なんというか好き嫌いがはっきりしているんじゃないかなと思う。
「ハナをとらなきゃ負ける」と思ったら阪急杯は負けてるし。そうすると、「勝ちと負けが交互」だから今度は勝つはずなんだけど、この馬には通じないと思ってしまうし。途中、熱発しているけど、淀短距離Sは勝っているしなぁー。人気で走らないダイタクヘリオス的雰囲気を感じてしまうな、この馬は。
さて、高松宮記念は何を買おう?