2004/5/31

あのままは逃げ切れないよな

マクロス飛ばしたなぁ。今回は「逃げる」という意志が感じられたが、結果的にハイペースになり、前は崩れてしまった。ハイ→スローに落とすのかなぁとみていたんだけどね。残念な結果に終わってしまいました。

ダイワメジャー、コスモバルクはその中でも力を発揮した。後方集団がペースの恩恵を受けたことを差し引けば、ペース次第で逆転も可能なハズ。負け惜しみに過ぎないけどさ。ただ、キングカメハメハの順位が変わるかといえば、そうはいえない。キングカメハメハは素直に強かった。アンカツの好きな早め先頭に似合っているよ。2着はハーツクライ、ハイアーゲーム。上昇が見込めない分、割り引いたのだけど、この展開なら間違えだったようだ。

展開に頼りすぎていた予想で、それが間違えていたのだからボロ負けは当然の結果です。今日の馬場は外での競馬が多く、その前のレースでは差し馬を中心に勝っていたくらいだし。もう少し、柔軟に色々な視点でみることが必要だったみたいだ。でも、あの苦しい展開で直線頑張っていたダイワメジャーとコスモバルクに少し感動した。がんばれ、メジャー。がんばれ、バルク。ってね。これで終わりじゃないし、メジャーは皐月賞はフロックじゃないことを少しは証明できただろうし、これからですよ。

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2004/5/30

マイネルマクロスが逃げます

さて、日本ダービー。

何を本命にするかというのを迷っていたんですが、オッズをみたらダイワメジャーとハイアーゲームが同じとはなめられすぎ。ということで、俺の本命はダイワメジャー……とするのは短絡的。しっかり理由を書こうと思います。オッズうんぬんは別として、印を打つ理由の一部分ではあるけどね。

スローの天皇賞・春、同じくスローのオークスの後。さすがにこれだけの好メンバーの揃った日本ダービー。今度はマイネルマクロスも行くだろうし、人気のコスモバルクも早めのスパートに出ること必至。スローどころか、文字通り中距離2400mのスタミナと底力が問われる力の競馬になる公算大。

氏が語るように、スローペースは有り得ないだろうと思うとしたのは、皐月賞のあとの天皇賞 (天皇賞(春)予想連載第4回-ペースとコース-)。結果的に連続でスローペース。つまり、今回もスローペースと睨みます。騎手たちにそこまでの危機感はないような気がする。

展開としては、皐月賞を引っ張ったメイショウボーラーがいない。逃げになる可能性の一番手にはマイネルマクロス、コスモバルクあたり。その後ろにダイワメジャー。この3頭が面白い。マクロスも楽に逃げられるはず。

まずは、マイネルマクロスからじっくり見てみようか。前回の皐月賞は逃げられず、中団からの競馬。ただ、逆の視点からみると、メイチなレースをしていない。つまり、疲労などはそれほどたまっておらず、日本ダービーに向けて絶好の調整ができたとも考えられる。そして、今回逃げるとしたら、京成杯でみせた抜群のスタミナを発揮するに違いないわけでチャンスは十分にある。後藤自身も皐月賞の失敗もあり、ここは腹をくくっているはず。京成杯ではキングカメハメハに2着ながら勝っていることもあり、能力自体はある。

続いて、コスモバルク。この馬に関しては皐月賞も厳しいレースながら伸びてきており、文句はないだろう。どんなペースにも対応でき、本命にしてもおかしくはない。ただ、弱点としてはハードな調教に長距離遠征。関係者は問題ないとみているようだが、馬自身に疲れはたまっているはず。印はやや落としておきたい。

ダイワメジャー。デムーロいわく、東京2400向き。ならば、距離の心配は無用。皐月賞から日本ダービーという王道。間隔も十分に開いており、皐月賞と同じ、それ以上の状態とみる。鞍上もダイワメジャーのためにイタリアダービーを蹴ったのだから、その能力は高い。

他に人気馬をみると、キングカメハメハ。NHKマイルCでみせたこの馬の脚の返し (スナップというのかな?)が実にファインモーションに似ている。ファインモーションもそうなんだけど、この馬の距離適性は1600から2000が似合う気がする。加えて、スローペースになると、前走マイルということもあって掛かる心配もある (そのまま勝つかもしれないが)。不安要素も多分にあるんじゃないかと。オッズのわりにはおいしくないなぁと思う。単勝4倍~5倍くらいかなぁ、期待度としては。勝つチャンスはないとは思わないがあえて消し。

ハイアーゲーム。前走の青葉賞はメイチじゃないかと思う。少なくとも、調子自体は良くて維持。典型的なサウスポーかもしれないけど、それなら2歳時にコスモバルクに東京で勝っておかないと。たとえ、本格前であったり、展開が向かないなどは抜きにね。それなら、ホオキパウェーヴのがオッズ的にも魅力があると思う。

主なところとしてはこんなところでしょう。
◎マイネルマクロス
○ダイワメジャー
▲コスモバルク
△ホオキパウェーヴ
◎、○、▲は並びはどうでもいいんだけど、インパクトが違うでしょ?メジャー本命でも構わないし。ホオキパウェーヴは岡部が好きなのもあり、調子が上がるのも見込めそうだから。実際、ウインズに行って馬体重チェックなどをして(コスモバルクなんかはカイバ食いが落ちてないかなど)、すこし手を加える感じだと思う。日本ダービー予想は以上。ここまで読んでくれて、ありがとう。明日は勝てるよう祈ってます。競馬ファン全員が感動するのは、岡部幸雄のダービー勝利。でも、期待するの酷かなぁ。

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2004/5/29

生涯現役発言に我思う。

タップ来年も現役 (スポニチアネックス)

いまさらながら、タップダンスシチーが生涯現役発言をしたことについて話そうか。

最初は「はぁ?!」だったけど、いまの競馬をよくよく振り返ってみれば、シンボリクリスエスがあのレースをして引退するように、引退の考え方が変わっている。上の世代VS下の世代という構図が少なくなってきているなぁと。

つまりは、レースで稼がずに、種牡馬になった方が稼げるという構図。最盛期に引退ともいえる。これは世界的にみると、正しいのかもしれないけど、その流れというのは俺的には決して喜ばしいとは思わない。

例えば、ナリタブライアン。ナリタブライアンが苦しんだ2年。そして、輝きを取り戻した阪神大賞典。そんなに簡単には種牡馬の価値なんて下がりはしないでしょ?大暴落とまではいかないし。そんなことを思っていたら、競走能力があるなら少しでも長く現役を続けてもらったほうがいいよなと思う。

たしかに、価値が下がるケースもある。たとえば、エアシャカールなどは種牡馬の価値が下がったかもしれないけどさ。でも、ちゃんとした評価をしたら、そうなっただけの話であって、それ自体は別に悪いことではない。

むしろ、早くに引退する馬は潜在的な部分が評価され過ぎている。これが間違いじゃないか?そういう潜在的な部分に期待しすぎる面が多すぎる。この過剰評価が馬主を助け、生産者にしわ寄せが来ている。

生産者が取るべき行動はその様なシンジケートを持つのではなく、日に当たらない種牡馬の中から、自牧場の中の繁殖牝馬とかけ合わせることだろう。もちろん、庭先取引なんかはできないかもしれない。ただ、トレーニングセールというシステムが日本に入ってきたのだから、そのシステムをうまく利用すべき。前にも書いたけど、ラムタラの購入資金は本当に使いどころを間違えたよ。

まとめとしては、資本主義で競争社会なのだから、仕方はないかもしれないけれど、そういう部分を踏まえて、引退の時期を考えたり、種牡馬の価値を考えるといいんじゃないかと思う。酷使という意味ではなく、やれるところまでやるというジャパニーズスタイル。これこそが牧場を救うと俺は思う。そうすると、今では佐々木晶調教師の競馬界に対するアンチテーゼみたいなものだろうと考えられる。深読みしすぎかもしれないけどね。

追記:
間接的ではあるけど関連記事
誰のために馬は走る (勝つまで辞めん!)

東京コース向きって言うけどさ

ウインラディウス、テレグノシスの京王杯SCのように、あるいは、トニービン産駒の東京コースでの走り等で、東京コースは他の競馬場と違って得意不得意が表れるコースだと思っている。しかし、どの馬も東京コース向きといっていて、正直どうしたら良いのか?それなら、もう無視してもいいのかなという結論が俺の中では出てしまっている。つまり、コースうんぬんでは着順はひっくり返らないという。どうでしょう?

そうすると単純に実績があるキングカメハメハ、ハイアーゲームを中心に買わなくちゃならないし。いや、買ってもいいんだけどつまらない。実際、走ってない馬の適性なんて分からないしさ。それと実績のある馬をにらめっこして比べるくらいだったら、逃げる馬がいなそう→スローペース→マクロスがいるじゃないという4段論法を取るほうが実になる。大逃げのイングランディーレの再現であったり、先週のダイワエルシエーロの逃げ切りのように、どちらも狙える絶好の舞台が揃っている気がするんだけどなぁ。そこらへん、どうよ?前回逃げられなかった後藤くん。

何気なく、福永鞍上のメイショウムネノリがまた逃げる気もするけど・・・。でも、1枠に入ったんだから、逃げるよね?後藤くん。 (なんとなくダメ押し)

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2004/5/28

4歳4強の看板は金メッキなのか?それとも・・・

プレンティ2番時計51秒6/金鯱賞

4歳4強の中では一番厳しい状況にはあるザッツザプレンティ。この日2番時計の好タイムを馬なりでマーク。調子自体は悪くなさそう。金鯱賞は相手も揃っているので実力を測るのにちょうど良さそうで、金鯱賞では本当の実力がみられそう。

でも、ザッツザプレンティの好走条件ってけっこう厳しい。パンパンの良馬場ではそれほど力を発揮してないという点が目に付く。パワーがありそうなのでダートへ行ったら化けそうな気もするんだけど。ただ、それには「やはり良馬場では厳しい」という確認をしなくちゃいけないのでなんとも難しいところ。

ただ、調教の時計は出ているので、ここは好走しそうで見切りがつけられないっぽいんだよなぁ。俺としては負けて、ダート路線なりに進んでみるのも面白いんじゃないかと思う。あとは、荒れ馬場の競馬場へ遠征しまくりとか。

とにもかくにも、金鯱賞がザッツザプレンティのターニングポイント。4歳4強の看板は金メッキなのか?違うのか?案外、圧勝するかもね。

2004/5/25

武豊の発言には決意があったのかもしれない

それでも武豊を中心に競馬はまわる (Brain Squall)

ゆたゆたさんの会心の記事(多分)。素晴らしすぎます。外国人騎手、地方騎手の存在とサンデーサイレンスの微妙な関係という論点は非常に興味深い。たしかに、他の騎手たちが(残念なことに外国時騎手、地方騎手が中心だったりするのだが)、そうはさせじとしているところが最近は見られる。ただ、意見が分かれるところとしては

旧来の騎乗法では勝てないことに気づいていない。それが武豊が最近のG1で輝けない理由の思えてならないのだ。

ここに関しては武豊も模索しているんだろうと思う。

強い馬に強い競馬をさせて勝つこと。それがジョッキーの使命だと思っています。期待していてください。

つまり、この発言が模索なのではないかと思う。武豊いわく、「サンデーサイレンス産駒は早すぎても遅すぎてもダメ。ゴール前できっちり差させるのが理想」。早すぎればソラを使い、遅すぎれば届かない、という意味らしい。ならば、こんな発言はあってはならないはず。

最近の武豊の騎乗を見てみると、サンデーサイレンス産駒でのレースの騎乗は早め先頭が目に付く。新境地を開くために違う競馬というものを考えていたんじゃないかと思う。サンデーサイレンス産駒の特徴は他の騎手たちも気づき、ゆたゆたさんの言うように違う競馬もできるようになってきている。そのような中で、武豊は新機軸を考え、その新たな競馬の完成にオークスという舞台を選んだ。そう考えれば、あの発言は、「あと少しのところまで来ている。完成させるにはここしかない」という決意の表れとして受け止められる。

ただ、そうした決意を競馬にするには今回のダンスインザムードには重荷だった。サクラプレジデントがその役割を担うはずだったが故障し、その代役として、ムードが選ばれた。そんな気もしなくはない。武豊だって、普通の競馬をすれば勝てるとは思っているわけだし。新たなステップのために「強い競馬」を目指したのだろう。ということで、武豊は今回のオークスで何かを掴んだんじゃないかと頭の片隅に入れておきたい。

Byjan at 02:40 / Category: 騎手 / /0 Comments /19 TrackBack

2004/5/23

福永祐一はやっぱ天才なのかもしれない

【オークス】~レース後のコメント (ラジオNIKKEI | 競馬実況ホームページ)

圧倒的1番人気ダンスインザムードは、中団前目の位置取りから早めに抜け出そうとしたが、直線は終始、左右にヨレてしまい伸び切れず4着に終わった。

武豊の言うところの「強い競馬」なの?逃げれば面白いなぁとかは思ってはいたんだけど。コメントを見ると桜花賞の再現をねらっていたみたい。武豊もダンスを少し買いかぶり過ぎたって思ってるんですかね?

ダンス&武豊はさておき。祐一、逃げるなら逃げるって言ってくれよ。今日の芝では後ろからは厳しいと判断して、ダイワエルシエーロを消してしまった(馬券は逃げ先行4頭の馬BOXとアズマサンダースの複勝)。たしか、NHKマイルCを挟むとか言っていたくらいの素質馬であったし、終わってみれば勝って当然なのかもしれない。

ただ、祐一の言うとおり逃げるのはベストだった。展開としてはスローペ-スは十分に予想できたし、ダンスとの距離をある程度はなしておいたのが好騎乗だった。この馬の特徴を活かしきったレースだった。折り合いが十分に付くこともあり、スローペースに落としても馬が十分に耐えられる。なおかつ、前走は2度も接触していて今回のレースではその可能性を避ける意味でも「逃げ」という戦法を取る。勝つには、あるいは、これからを考えて、これしかないという感じすらする。福永祐一って天才なのかも。

でも、ダイワエルシエーロが逃げなかったら、ウイングレットが勝てたんじゃないかなぁとか思っていたりする。スイープトウショウに差されていたかもしれないけど・・・。

Byjan at 21:45 / Category: レース回顧 / /0 Comments /23 TrackBack

2004/5/22

これは危険な考え方なんじゃないか?

強い馬に強い競馬をさせて勝つこと。それがジョッキーの使命だと思っています。期待していてください。

武豊が歴史に残るようなレースをしたいという意味でこう発言したなら、これは他の騎手にとっては大きなチャンスじゃないかと思う。普通に乗って勝たせればいいだけの話。その結果、強い競馬ができればとしないと。最初から、「強い馬に強い競馬をさせて勝つこと」を狙っているなら、そこに付け入るスキは十分にあるはず。

ただ、どの馬が1着にというイメージができないんだよなぁ。ダンスインザダーク2着付けの馬単総流し。これは意外に面白い気がする。1着をあげるとすれば、ヤマニンアラバスタが穴人気している一方で、桜花賞2着馬のアズマサンダースの注目度が下がっているのでアズマサンダース→ダンスインザムードの馬単がおいしいような気がする。うーん、現実味がないかなぁ?

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2004/5/20

バルクの敵は輸送

コスモバルク、門別競馬場に入厩SANSPO.COM
バルク 田部厩舎へ移動 (スポニチアネックス)
国内初の試み!「認定厩舎制度」について (ホッカイドウ競馬)

毎度毎度のことながら、よく耐えているなという感じ。北海道・新冠のビッグレッドファーム明和から門別トレセンの田部厩舎へ移動し、さらにまた東京競馬場へと移動。いくらこれまで中央で好走しているからといって、この要素を無視すると痛い目にあう気がする。やはりコスモバルクの最大の敵は輸送。

ただ、これはまだ始まったばかりの認定厩舎制度に問題がありそう。競馬主催者のすべきことは「公正競馬」ならば、もう少し柔軟なシステムを作って欲しい。ただ、難しいのも分かっているから強くもいえないのも事実。そうすると、システムを変えるには強い馬の登場が続くことが必要になる。しかし、強い馬が能力を発揮するにはシステムの充実が必要という相反する課題が残っていたりと。

つまり、コスモバルクがダービーに勝つことが一番の近道という結論になってしまう。周りの人間も頑張っているのは分かっているけど、一番頑張っているのはコスモバルクということを忘れず、馬券を買わなくちゃいけない。ということで、「がんばれコスモバルク」

2004/5/18

騎手レベル低下の事例じゃないか

【京王杯SC】(東京)~レース後のコメント (ラジオNIKKEI)

勝春という騎手は何を考えているかわからない。「前が開いて・・」というある種の運。それで勝てるというのもすごい。というか、騎手のレベルが下がっているともいえる。ケガしても勝てるほどだし。

何が言いたいかといえば、騎手が没個性化しつつある気がする。何が何でもこの位置は通さないという勝負の辛さというものが足りないなぁとね。たとえば、ヨーロッパでは騎手は厩舎と専属契約を結ぶから、ライバル厩舎の顔をうかがう必要がない。でも、日本では相手の馬を負かしにいくと、その厩舎には良く思われないでしょう。そうすると、騎乗数確保のためには自分の馬の着を少しでも上げ、アピールするという方法を取る騎手が多いハズ。これは一見すると正しいかもしれない。ただ、実力馬に力を出させないようにする騎乗っていうものがあってもいいんじゃないか、もっと増えてもいいんじゃないかと俺は思う。こういう騎乗というのはリーディング上位の騎手はやっているんだろうけど、若手にはなかなかいない。最近は圧勝のレースが増えているのは、相手が嫌がることができる騎手が少なくなっているからじゃないかなぁ。そう感じた京王杯でした。

Byjan at 01:53 / Category: 騎手 / /0 Comments /21 TrackBack

2004/5/15

騎手にとってのダービー

All for the Derby ダービー 夢の行方。
「DVD付き、日本ダービー70年史」

相次いでというか、ダービーに向けての今の時期(少し前からかな)、競馬関係者は忙しい。これを見て、競馬に普段は興味がない人たちも「お、ダービーだな」って感じになるんでしょう。

前置きはさておき、騎手にとってダービーとは?紹介した二つにも書いてあるんで、そちらも見ていただいて。今年は騎手たちにとって誰にでもチャンスがあるって考えているであろう日本ダービー。鍵は1番人気、2番人気を争うと思われるコスモバルクの鞍上・五十嵐冬樹。他の騎手が経験している日本ダービーという特別な雰囲気をどう感じるかが今年のポイントじゃないかと思う。「緊張してない」と言葉にするより、「いい緊張感を持ってダービーに臨める」なんて言葉が聞ければダービージョッキーになれるんじゃないか?そう俺は思っている。日本ダービーは「運の強い馬が勝つ」?「運の強い騎手が勝つ!」これじゃないかなぁと最近よく思う。何はともあれ、日本ダービーまであと15日のこの時間を楽しもう。

Byjan at 22:31 / Category: 騎手 / /36 Comments /86 TrackBack

2004/5/12

考えてくれないか?

カッチー 今週も騎乗微妙 (スポニチ)

もう先週のことを忘れてしまうんでしょうか?頼むよ、勝春。先週は乗れると思って乗ったら駄目だったんでしょ?じゃあ、休んどこうぜ。次やったら、昨日の風はどんなのだっけ?さんじゃないけど、騎乗停止にすべきだろうよと。というか、「しっかり治してまた頑張ります」って、1週間ではしっかり治らないじゃん。

そもそも、騎手業というのは死と隣りあわせの仕事。自分だけならまだしも、落馬事故等に他の騎手を巻き込んで「すいませんでした」じゃすまない。騎乗停止どころの話ではなくなる。そこらへんの競馬規則とかどうなってんだろ?

Byjan at 17:27 / Category: 騎手 / /3884 Comments /500 TrackBack

2004/5/10

ダービー獲ったら3冠の意味づけも変わってくるかもしれない

NHKマイルC、キングカメハメハが圧勝 (netkeiba.com)

こんなに差が付くとは・・。皐月賞組も上位に。キングカメハメハはすみれS (阪神2200m)も勝っていることだし、今日の強い競馬からも一気にダービー有力馬になったなぁ。ただ、3冠を取るために必要な皐月賞出走もしないで、NHKマイルCを目指すというのが残念な気もする。逆に言えば、日本の3冠の体系が古くなっているのかもしれない。種牡馬になったときに、NHKマイルC、日本ダービーのダブルタイトルが3冠よりも価値が生まれる可能性は十分にある。これからは皐月賞、NHKマイルC、日本ダービーという新3冠馬が出てくるかもしれない。おまけに菊花賞。キングカメハメハもそうだろうけど、そういう馬は天皇賞 (秋)、ジャパンカップを目標にするだろう。そうなってくると、いよいよ3冠というものに菊花賞が含まれなくなるのかなぁ。そしたら、新しい競馬ファンとの間にジェネレーション・ギャップが生まれるんだろうなぁ。

まぁ、心配しすぎというか考えすぎな一面はあるかもしれないけど。皐月賞以外にメンバーが揃って、日本ダービーは面白くなりそうで良かったですよ。・・・なんかレース回顧になってない。

2004/5/ 8

ここは岡部さんなわけです@NHKマイルC

今週はNHKマイルC。皐月賞メンバーからも有力馬が参戦。皐月賞をパスして出走してくる馬もいます。これは従来のローテーションにとらわれない新進気鋭の調教師が増えてきたということかもしれません。

さて、レース展開。皐月賞、天皇賞と前残り。これがキーポイントだと思います。NHKマイルCも同じく前残りになるか?そうはならないのでは。この前残りの呪縛が騎手に襲い掛かるのではないかと睨んではいます。しかし、こういうときにこそ百戦錬磨の岡部。岡部騎手のペース判断は天下一品。2002年の有馬記念のシンボリクリスエスの優勝には岡部鞍上のコイントスのペースメークのおかげとも言っても構わない。ペリエが言った「岡部さんの後ろにピッタリでいけたよ」この一言に岡部のコースの知識、ペース判断が凝縮されているといっても過言ではないでしょう。

他の騎手が仕掛けところを思案するところを、岡部騎手はなんのためらいもなく仕掛ける。ナイストップボーイの実力は出走メンバーの中で劣るかもしれない。ただ、ナイストップボーイの能力を100パーセント引き出し、他の馬が90パーセントしか能力を発揮できないとしたら、チャンスは十分にあるはず。さらに、有力どころは前が多く、展開的にも恵まれる可能性は高い。この2点から本命に推します (馬券は複勝で)。

Byjan at 01:03 / Category: 騎手 / /171 Comments /55 TrackBack

2004/5/ 7

俺の競馬歴は変なのだろうなぁ

この記事は訂正されています。訂正前の競馬歴の話はContinue readingで。

最近の競馬ファンかなぁ (昨日の風はどんなのだっけ?より)
その関連のリンクのまとめ:あれ、なんか話しが良い流れになってきた?

こないだの天皇賞が口火になっていると思われる話。「最近の競馬ファンはなぁ?」と嘆いている人はイングランディーレの天皇賞の勝利は「勝った馬を評価すべき」という路線なんだけど、最近の競馬ファンは「4歳4強は実は弱い」としていて、「勝った馬は評価していない」傾向にある (あくまで傾向です)。多分、ここらへんの感じ方の違いがいわゆるジェネレーションギャップなんでしょう。「不人気馬が勝ったことをどこかで認めたくない」という。俺なんかは「最近の競馬ファン」との間で揺らいでると思われるナリタブライアン世代なんだけど、「イングランディーレの勝利は好騎乗」という感じにしたから「認めるけど、どこかで認めたくはない」思いはあるのかなぁと思う。

続きは角田に反応して書いた競馬歴の紹介です (笑)。

2004-05-07 22:56:42に書いた記事
昨日の風はどんなのだっけ?より

角田晃一騎手の最近の若い競馬ファンの評価の低いことは怒るというより笑ってしまうぐらいビックリです。

角田晃一の評価は低いのかー。おれも若い競馬ファンの部類に入るんだろうけど、角田晃一の評価は高い。渡辺栄調教師と師弟関係に俺が弱いって言うのもあるんだろうけど、ヒシミラクルの鞍上は角田しかできないだろうなぁとか思うし。他の騎手と一線を画するジョッキーだと思ってます。これは多分、高評価だと思うんだけどなぁ。

というか、ダビスタから競馬に入ってないからなぁ。ヒシアマゾンの阪神3歳牝馬Sやナリタブライアンの朝日杯3歳Sのスポーツ新聞の見出しで競馬に興味を持ったつーのが動機みたいなもんだからかな。一応、ゲームは「サラブレッドブリーダー」から入るという経歴なんだけど(笑)それで、その翌年のクラシックなど大レース(トウカイテイオーの有馬記念はみたかもしれない)はチェックしたりして、wすげーw。てな感じでのめりこんでいったかな、たしか。

それで、ライスシャワーが好きになって、でもあんなことがあって・・・・。少し距離をおいてみるようになった。競馬の情報はチェックするけど心はここにあらずみたいな感じ。レースも観たり観なかったり。情報だけでも楽しめたし。サイレンススズカが競走中止になった天皇賞をみても、あぁ位にしか思わなかった。それで、そんな感じで2000年の有馬記念。テイエムオペラオーの馬群からの抜け出し。「馬が騎手に指示した・・・・」そんな感じで正直びっくりした。速さという部分で馬は見ていたんだけど、違うなぁと感じてからはもうはまりだしたなぁ。

速さ以外の視点から競馬を見始めるようになってからは楽しくてしょうがなかった。加速度的にはまった。情報はあったから。そういう視点があったから、ファインモーションのスナップの返しには驚いたし。そんな感じで今に至ると。うわ、変な競馬歴だな、おい。


追記:(23:30)
書いてから思ったんだけど、サクラローレル、マヤノトップガン、マーベラスサンデーの3強とかは観ていたんだよ。情報だけ追っていたわけではないかもしれない。サニーブライアンはみていたけど、サイレンススズカとその下の世代の対決あたりはそんなに印象に残ってないし。うーん、正直わからなくなってきた。もう少し整理して書いたほうが良かったなぁ。

追記(24:00):1998年、1999年ここらへんにブランクがあるかもしれない。ライスシャワー関係ないわ。それと、よくよくみるとナリタブライアンから入っているから若い競馬ファンの分類には入らないっぽい。競馬歴はプロフィールに入れるべきかも。

小島太厩舎がちぐはぐな気がするのは俺だけ?

 サクラプレジデント(牡4歳、美浦・小島太厩舎)が体調不良を理由に、完全休養に入ることになった。

小島太調教師「中山記念の反動が大きかった。秋の目標は天皇賞だが、それも白紙にして一から立て直したい」


※昨日、園田競馬場で行われた兵庫チャンピオンシップ(GII)を制したメイショウムネノリについては「賞金を加算したので、日本ダービーに向かいたい」とのことだった。

小島太厩舎をみていると、ちぐはぐな気がするのはおれだけ?サクラプレジデントは中山記念の反動が大きかったというけれど、そもそもメイチで使うレースなのだろうか?サクラプレジデントはGIを勝っていないだけのGIホースと称するならば、ここはメイチで勝ちにいくレースではないはず。もちろん、格の違いを見せなくてはいけないレースという見方もあると思う。ただ、どうも行き当たりばったりな感がしてしまう。去年は距離適性に疑問を持ちながらの菊花賞参戦。そして、今度はメイショウムネノリのただ出したいだけに見えるダービー挑戦。本当に勝ちたいならダービー試運転も含め青葉賞出走を考えるわけだし。別にクラシックに参戦するのは悪くないと思う。ただ、イーグルカフェをみても使えるレースは使おうという、何だか馬のことを考えていない気がする。そこんとこ、どうよ?そんな気が起きてしまう。

もちろん結果さえ出せばいい。ただ、その過程も大事だと思うんだけどなぁ。サクラプレジデントは安田記念目標だから2着で十分とか、メイショウムネノリは日本ダービー何それ?的な感じでダート路線を荒らしまくりますとかさ。メイショウムネノリがダービー勝って、「ダービーに勝つ馬だから確実に賞金が稼げるレースに出た」とかいわれたらお手上げですけど。


関連記事:
サクラプレジデント春断念 (競馬ニュース的ブログ)

2004/5/ 5

天皇賞馬は世界へ

イングランディーレ、英・ゴールドCか豪・メルボルンCへ (SANSPO.COM)

多分、天皇賞で負けていても狙っていたんじゃないか?というのも、イングランディーレの成績を見ると、去年の天皇賞までが条件馬とはいえ遠征しなさすぎだったのに対して、それ以降は西へ東へ手当たり次第に走りに行ってます。もう、これは確信犯としかいいようがない。海外遠征を見据えてのローテーションだったのでは?天皇賞もまだ本調子ではなかったということから、それは海外が待っていたからとも捉えることができる。まぁ、少し考えすぎかもしれないけど楽しみです。


手動で関連記事をピックアップ
アクティブバイオとかも行くべきかと
多分楽勝のゴールドカップで名を取って、メルボルンカップで実を取るつもりか。
天皇賞を逃げ切ったイングランディーレ海外遠征予定
イングランディーレ海外遠征へ(w」∀w」)

2004/5/ 4

休日の是非

何で生き物を扱う職業が全休日を一斉に取るのかはいまだに謎だ。休みを取りたければ厩舎内で代わる代わる取ればよいと思うのだが・・・。育成や生産の現場では定休日などというものはなかろう。馬と人間の折り合いをつける方法は他にもいくらでもあると思う。

全休というシステムはまさに悪しきシステム。これがかつては「世界との差」になっているといわれた時もあった(いまも?)。ただ、いまは海外のレースに出走することも珍しくなくなった。勝つことだってある。では、このシステムの影響はないどころか、休養をもたらし活躍につながっているのだろうか?答はノーだ。

リーディングトレーナーは与えられた馬房数以上に馬を預かり、短期放牧などすることによって回している。そう、回しているのだ。放牧しているところでは休みなどはなく、一日中管理できるのである。つまり、メリット制による馬房数の増加は世界に向かう馬にとってはマイナスに働くのではないだろうか?

JRAがすべきことは馬房数を増やすことではなく、全休制度の廃止だろう。短期放牧をしざるを得ないことが世界へつながる矛盾をはらんでいる。世界へ挑戦している調教師に短期放牧するのにはこういう理由もあるのか聞いてみたいなぁ。

Byjan at 19:19 / Category: JRA / /6 Comments /20 TrackBack

4歳4強ネオユニヴァース

天皇賞のあまりにふがいないレースに4歳4強という看板には偽りがあったとする向きがある。4歳4強を中心に買っている人にとっては納得のいかないレースだったかもしれない。だからといって、その能力を過小評価してしまうのは良くない。むしろ、強さを秘めているんじゃないだろうか?

ネオユニヴァースは3200mという距離に限界があるのも確かだが、馬体を併せたら抜かせない闘争心が武器だろう。そういった意味では今回のようなレースは向かない。馬群が一団となったレースでもっとも力を発揮する。去年の皐月賞。1頭の隙間を縫ってサクラプレジデントとの叩き合いを制したレース。t競り合いでの闘争心むき出しのこのレースこそがネオユニヴァースのベストパフォーマンスだろう。闘争心が武器ならば、ダービーもゼンノロブロイが内に少しよれたときに一瞬伸びたようにみえる。ただ、この闘争心を発揮するにはスタミナを温存しておかなければ厳しい。宝塚記念や菊花賞のような3コーナーから4コーナーにかけて番手をあげるとややきつくなる。では、ジャパンカップはどうか?これは、馬群がばらけてしまったレース。内にいたネオユニヴァースの周りには馬が少ししかいなかった。しかし、このレースでも内の馬の馬体を併せた瞬間からの脚が違う。

このように敗因ははっきりしている。タイプとしては中距離よりのテイエムオペラオーといったところ。ただ、展開に頼る部分が多いのも事実。大逃げであったり、馬群がばらけたり、外から強襲を受けるともろい。この部分に弱さを求めることはできても、決して弱い馬ではない。むしろ、連勝街道まっしぐらなスーパーホースになれる可能性を秘めたサラブレッドだと思う。

血統的な魅力

日本産のサンデーサイレンス産駒サンドロップ Sundrop(牝3、英・S.ビン・スルール厩舎)は1/2馬身差の2着。 血統的な魅力からか、次走に予想される英オークス(英G1・芝12f)では早くもコーラル社のオッズでは4倍と、1番人気に推されている。
惜しくも2着。血統的な魅力でむしろ次がチャンスということらしい。よくわからないけど、休み明けの馬でワンツーってのはどうなんだろ?

2004/5/ 3

ノリジャンプ

日刊スポーツ
サンスポ
スポニチ
今ならノリジャンプが拝めますよ。なかなかうまいもんだ。来週は岡部が勝ったらやるんかなぁ?ちなみにNHKマイルCは岡部鞍上のナイストップボーイを本命にしようと企てています。厳しいかな。

Byjan at 23:34 / Category: 騎手 / /0 Comments /20 TrackBack

2004/5/ 2

一流は一流を知る【横山典弘】

一流は一流を知る。穴馬に一流の騎手が乗るとやはり怖い。プッシュしハイペースに見せかけたスローペースで騎手の心理戦を制し、土曜日と比べて指し馬も届くようになったがまだ前が残りやすい馬場状態。あらゆる要因が重なりイングランディーレは勝ったのではないかと思う。

長距離は騎手の腕のみせどころ。今回の様な有力馬でけん制しあう展開で怖いのは「大逃げ」ではないだろうか。イングランディーレはゲートを出た瞬間にプッシュプッシュ!そうなると他の先行馬は控えざるを得なく、あれよあれよと最大で20馬身までに広げた。有力馬に乗る騎手にとってはどこから仕掛けるかがポイントになった。この仕掛けのポイントが他有力馬をお互いにみてということになり、リンカーン、後ろから行ったザッツザプレンティ、ネオユニヴァースは完全に仕掛け所を誤ってしまった。その仕掛けのけん制に参加しなかった前2頭の有力馬ゼンノロブロイ、シルクフェイマスが何とか着に残ったというところ。ただ、かつてのパートナー小林淳が乗っていたとしても、この結果は引き出せなかっただろう。やはり、一流の騎手がやられて嫌なことを知っている一流騎手だからこそできた「大逃げ」という芸当だと思う。

もちろん、馬の調子うんぬん、能力うんぬんもあっただろうが、それ以上にイングランディーレの最高のパフォーマンスを引き出したノリの騎乗は褒めるべきだ。何よりも、GIでは2着続きが多かった。そういった意味でも嬉しい勝利。おめでとう、ノリと言いたい。

ペースはスロー、馬場状態は前残りで後ろからは届かない。そう考えていた昨日の分析を深読みせずにいれば、もしかしたらこの馬券は取れたのかもしれない。・・・というか、実は馬券は取っていたりする。というわけで見たい人だけ見てください。だって前日予想と違うし。そう思うと素直には喜べない。

基本的にウインズに行って買うわけなんですが、8レースあやめ賞の武豊の騎乗(2番人気15着後方侭)をみて武豊騎乗のリンカーンの評価を下げました。基本的には前が残るだろうと芝のレースをずっと見ていました。10レースの2400mの烏丸Sはスローの上がり勝負。天皇賞も十分にこのケースは考えられる。ここで、上がりの速い馬を探しました。そうして、浮上してきたのが2400mで33秒5を記録しているシルクフェイマス。・・・・この馬ならハイペースでも前残りの馬場で何とか粘れる、スローになっても上がり勝負に分がある、どの状況にも耐えられるんじゃないか。そう思いオッズを確認したら、5番人気で単勝14倍、複勝3.1-5.2くらい。こ、これは!!そう考えていたら投資金の8割を複勝に賭けてました。ゼンノロブロイと比べても1.8倍も違うので結果的には成功。今度は前日までに書けたらと思います。ここまで読んでもらいありがとうございました。

Byjan at 21:19 / Category: レース回顧 / /0 Comments /44 TrackBack

天皇賞(春)予想連載最終回

印と各馬についてコメント。
◎ネオユニヴァース
去年の宝塚記念というタフなレースを使った影響が秋に残った。それでも、好走していて休養をとり立て直してきたなら本命に据える価値あり。
○ファストタテヤマ
ザッツザプレンティが早仕掛けならチャンス。期待込みで○。
▲リンカーン
武豊はカミノマジック以外は天皇賞(春)3着以内。リンカーン自体より鞍上の作戦がはまっている感があり▲。
△シルクフェイマス
日経新春杯のパフォーマンスはGI級。データ的には厳しいかもしれないが、四位の時折みせる馬群捌きに期待。

その他コメント
ザッツザプレンティ
3コーナーからの仕掛け、あるいは、それより早く。見透かされると厳しい。アンカツの作戦次第。
ナリタセンチュリー
パートナー田島が惚れこむ馬。吉田稔に乗り代わり、むしろ不安のが大きい。
ダービーレグノ
陣営のビジョンがはっきりしない感じ。
ウインブレイズ
掲示板には載りそうだが、連は厳しいか。距離も不安。
サンライズジェガー
忘れた頃にリアルシャダイ。いま思い出したのでたぶん大丈夫。
イングランディーレ
単騎逃げ。ザッツとともに沈みそう。
ウインジェネラーレ
スローペースのままなら残りそう。おれはハイペース予想なので消し。
チャクラ
後藤は2着のイメージが。タテヤマ→チャクラの馬単は買おうか。
マーブルチーフ
京都では走る。なら菊花賞ももう少し頑張らないと。ってことで消し。
ナムラサンクス
鞍上はトップロードから学んだのか長距離はうまい気がする。GI級の駆け引きはまだって感じ。
カンファーベスト
中距離に行ったほうがいいと思う。
ヴィータローザ
4歳4強ともう少し絡んでいれば評価も高いかもしれないけど・・・。
アマノブレイブリー
逃げれば面白いかも。

連載のまとめ
「格」「騎手」「ペースとコース」という視点で予想を展開しました。やはり、GIホースは強く、騎手に関しては武豊、四位、アンカツの順序。ペースはスローだけど、ザッツの向こう正面からのペースアップで実質厳しいハイペースになるんじゃないかと。馬場状態は前残りだけど、後ろの馬にもチャンスありとみてます。馬券を買うなら、先行-先行、差し-差しで買おうと思ってます。タテヤマは複勝で。

Byjan at 01:47 / Category: 予想 / /0 Comments /28 TrackBack

天皇賞(春)予想連載第4回-ペースとコース-

どうやらJRAのコース整備の技術が上がったのか、前残りのレースが多くなり後ろからの競馬が難しくなってきている。土曜日の今日のレースはほぼ前残り決着あるいは4コーナーまでに先頭集団につけた馬が勝っている。このことから天皇賞当日も前残りの競馬が多いだろうと推察され、本番の天皇賞も同様だ。
・・・となると、前に行く馬にチャンスが生まれる。ということで、馬券はこの逃げ先行馬を中心に。具体的にはイングランディーレとウインジェネラーレが逃げスローペースになるだろうから、この2頭を中心に。
・・・ではなく、そんな馬場状態はおそらく一流騎手ならば考慮に入れて乗るはずで、展開としてはザッツザプレンティを中心に先頭集団が形成され、その後ろから武豊のリンカーンがつくと予想される。そして、リンカーンをマークする形でゼンノロブロイ、ネオユニヴァースが続くと思われる。ネオユニヴァースはもう少し前に行くかもしれないが、ロブロイは藤沢調教師がマークするよう指示するはずだからである。ペリエとペースメーカー岡部を思い出してもらえれば話は早い。
おそらく、武豊は早めにまくるように仕掛けると思う。ザッツに楽をさせないという意味も込めて。アンカツにしてみれば、前哨戦の阪神大章典といいやられっぱなし。武豊にそうさせないためにもアンカツが取る作戦は3コーナーからの仕掛け。一見するとスローペースになるが向こう正面から激しいハイペースになるんじゃないか?そう思う。

じゃあ、何が勝つかというと4コーナーからは実況形式で。

4コーナー回って先頭はザッツザプレンティ!アンカツのムチが入る!
後方集団も一気にやってきた!武豊リンカーン懸命に手綱をしごく!さらに、ネオユニヴァース、ロブロイもやってきているぞ!
依然、先頭はザッツザプレンティ!懸命に逃げる!ザッツだ!菊花賞の再現だ!
いや、武豊リンカーンがじわっじわっと迫ってくる。併せ馬の形でネオ、ロブロイも迫る!
残り100!これはわからないぞ!ああっーと、大外からシルクフェイマス、ファストタテヤマも来ているぞ!
内4歳4強!外から5歳馬2頭!外だ!外!タテヤマ先頭!タテヤマ先頭!
ファストタテヤマだぁーっ!!

青島風に実況すると可です。
フェイマスは後ろから来るとは思わないけど、実況の流れとしてね。つまり、ファストタテヤマに十分にチャンスがあるんじゃないかと思う。というのも、去年の宝塚記念のように急に気温が上がった感がある。何かヒシミラクルのような馬が勝つ気がするんだよなぁ。そうすると、ファストタテヤマかなぁと。暑さに強い馬も走りそう。

まとめると、楽なスローペースになることはなく、激しいハイペースになるんじゃないかと個人的に予想してます。逃げ馬不在→イングランディーレが引っ張る、じゃなくて先頭はころころ代わるんじゃないかと思う。そういうハイペースになるとタテヤマの出番があると思う。ただ決して本命というわけではないです。今までの連載をまとめた感じで印を打ちたいと思います。明日の午前中までにはアップできるかと思います。

Byjan at 00:17 / Category: 予想 / /0 Comments /14 TrackBack

2004/5/ 1

サンデーサイレンスの血

サンデーサイレンスは本番に向けての成長力というのが計り知れない。そういう可能性にかけて馬券を買うこともある。この話は天皇賞の話ではなく、海外の話。

英国では二千ギニーと千ギニー、米国ではケンタッキーダービーが行われるこの週末。競馬ファンにとってまさしくゴールデンウイークとなるわけだが、中でも私たち日本のファンが気になるのが、日本産馬サンドロップが出走予定の英千ギニー(2日、ニューマーケット、1マイル)だろう。

日本産馬が海外で活躍することは競馬界にとっては良いこと。海外からの外国産馬が活躍するだけでなく、こういった双方向というか一方通行的にならないことは競馬界にとっては明るいことじゃないかと思う。サンデーサイレンスという血を受け継いだ産駒は沢山いるわけだし、「種牡馬の墓場」といわれた日本を抜け出し、「種牡馬の生産地」になることも夢ではない。5番人気ということで勝つ可能性としては低いかもしれないが、何といっても前述したとおり「本番に向けての成長力」は日本人が一番知っていることだし、期待してみようじゃない?

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Sundrop (JPN)(成績)